楽園の火葬場

ほぼ映画感想

D坂の殺人事件/バーフバリ完全版 観た

お疲れ様ですイナリです。

三日坊主どころではないくらい更新してないんですが久しぶりに映画を

観ましたので感想を書いていこうかと。

 

以下ネタバレ含みます。

 

D坂の殺人事件

監督:実相寺昭雄

主演:真田広之

 

兎にも角にも主演の真田さんの色気がすごくいいとのお話で観させていただいたのだが、実際とても色気のあるいい俳優さんである。色気というより艶っぽい。

文豪の中でも江戸川乱歩が自分は好きですが探偵ものは読んだことがなく、今回の殺人事件は推理シーンよりもドラマパートが多くて楽しめました。

昭和、不況が続く日常の中で女と男の不埒な事情が繰り広げられる中、真田さん演じる贋作師の男はある有名画家の春画の贋作依頼を頼まれる。

女を縛り吊るし上げ乱れさせても行き届かない至高の絵のモデルを、真田さんが女装し自らを縛り描き抜くシーンは最高。

個人的に真田さんが何かを口に咥える所作が好き。黒子が映えますね。

あと探偵明智演じる嶋田久作さんは、声が良すぎる。顔もいい。なんだこの映画は。

官能的ですがもたれることはない作品でした。

 

バーフバリ完全版

伝説誕生・王の凱旋 二作品とも見ました。

あまりにも長時間だったので休憩を挟みつつの上映でしたが完全版となると観れなかった部分も楽しめるわけで、王の凱旋でクマラ様がの可愛いところがいっぱい観れてよかったです。クマラ様かわいい。

 

ところでバーフバリは文字通り神のごとく慕われた英雄アマレンドラ・バーフバリとその息子マヘンドラ・バーフバリが王国へ戻る話なのですがこの二人の運命はすでに本編で語られオチはわかっているというのにそれでも面白いんですよね。

バーフバリは個人的解釈が強すぎて感想語るには偏ってしまうんですが、完全版は歌とダンスが解禁され、第1作の伝説誕生ではアマレンドラと国母シヴァガミの嫡男にして従兄弟のバラーラデーヴァ(顔が冗談抜きで良い)が国家機密を盗んだスパイを追い知恵で切り抜けるシーンが、2作目王の凱旋ではアマレンドラの妻デーヴァセーナがクリシュナ神に祈祷するシーンで恋心を綴るなど。

インド神話的要素が各所にちりばめられているので探すのも楽しいかもしれません。

詳しいところはTwitterとかに転がってるんじゃないですかね。

初めて触れたインド映画なのですがインパクトが強い&絵面が美しすぎて魂が喰われるのでオススメです。

 

今回はここまで。ヴェノム見に行きたいですねぇ。

イナリ